『チームを整えるあれこれ』は、チーム作りに関する情報やノウハウを発信するニュースレターです。月曜の朝は、筆者が先週のチーム作りの現場で重要なポイントだと感じたことと、チームを整えるあれこれな観点で気になった記事を紹介します。
✨先週のチーム支援トピック
ぼくが今所属している会社では、mutual respect という言葉がしばしば使われます。お互いが尊敬の念をもって関わっていこうという意味なのですが、心理的安全性と近しい概念かもしれません。
これは、どの会社でも、どんなチームでも必要なことだと思います。しかし、その前提として、自分への自信が必要なのだと感じています。
書籍『教養としてのラップ』に良い言葉が書かれていました。「自分のことをリスペクトできないと、相手からリスペクトされるわけがない」のです。
自分のことをリスペクトするためには、まず自身を受け入れること。自分を見つめ直すことで他者より優れた点が見つかります。そして、見つけた自分のいい点を掘り下げていくことで、どんどん自分をリスペクトできるようになるとも書かれています。
自己紹介だったり、チームビルディングのワークは、お互いを知ることもそうですが、そうした自分自身を知ることや自己肯定、自分へのリスペクトを促す効果もありそうです。
今、支援しているチームは、自分自身に自信がないように見えています。それは初めてのチームで初めての開発をするからだと思います。幸いなことに、開発プロセスとして毎週ゴールを設けるような手法を取り入れています。1週間の成果なので、少しずつではありますが、小さな成功をチームで祝いながら前進してお互いが尊敬し、信頼しあえる状態を作っていきたいです。
ローマは一日にして成らず、チームもまた然り。
📝気になった記事紹介
バーチャル会議でカメラをオンにすべきか、オフにすべきか エンゲージメントを維持しながら、従業員の疲労感を軽減する
https://www.dhbr.net/articles/-/8176
女性や新入社員の方がカメラをオンすることによる疲労感を強く感じるというレポート。やはり使い分けが重要なのだろう。
幸せな社員は創造性が3倍、生産性は31%、売上は37%高い
https://www.lifehacker.jp/2021/12/245162great_place_to_work.html
リモートワークによって、より不幸になった人と、より幸せになった人の二極化が進み、中間層は減っている可能性があるという興味深いデータ。
なぜポジティブ思考は「良い決断」をするのに役立たないのか | イノベーション的発想を磨く
https://diamond.jp/articles/-/288901
未来のありたい姿や成功から行動を考えるバックキャストはよくやることだが、それよりも未来の失敗をすでに経験した、という観点から振り返ってその原因を探る作業「プレモータム」こそが大事だという主張。失敗を避けるというのも意思決定においては大事な観点だ。
モチベーションの高いチームを作る「自律・共感・挑戦」の3要素を解説
https://japan.cnet.com/article/35179741/
ダニエル・ピンクの「モチベーション3.0」を参考に、ビジネスSNSサービスのWantedlyは設計されているとのこと。
🍵編集後記
室内での寒さ対策に電気毛布が良いという情報を聞いたので買ってみました。なるほど、これは確かにあたたかい。しかも電気代もほぼかからないので、これからも続きそうなリモートワークの相棒になりそうです。
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