『チームを整えるあれこれ』は、チーム作りに関する情報やノウハウを発信するニュースレターです。月曜の朝は、筆者が先週のチーム作りの現場で重要なポイントだと感じたことと、チームを整えるあれこれな観点で気になった記事を紹介します。
✨先週のチーム支援トピック
いざというときにサッと取り出せるふりかえりの型を持っておくことは大事です。ふとした瞬間、時間が無いときのふりかえりに、ぼくはプラス/デルタという方法を使っています。下図はどうしても時間が取れなかったときにチームでのふりかえりをしたときのものです。
プラス/デルタは強みと改善点を各メンバーが出し合うというだけのもの。アジャイルレトロスペクティブズではふりかえりのふりかえり(次のふりかえりに向けたフィードバックをもらう)ための手法として紹介されているものです。
良かったことを共有する事で「これはOKだったんだ」という良いことに対する認識が合い、その行動が続けられます。変えたいことに関しては、たとえその時間で改善のためのアクションが決まらなかったとしても、「問題である」というチームの共通認識ができます。それが、各個人の改善行動に繋がったりします。
プラス/デルタはマンネリ化した会議にも、ワークショップを開催したときのフィードバックを求める際にも使えます。おすすめです。
📝気になった記事紹介
「オフィスの空気」が想像以上に従業員の“頭を悪く”していた! | ハーバード大の壮大な研究が明かす事実
https://courrier.jp/news/archives/265094/
部屋の空気の影響はばかにできない。二酸化炭素濃度が上がると生産性が下がるという話もあるので注意したい。
過剰なコラボレーションが仕事の生産性を低下させている みずから率先して時間を無駄にしていないか
https://www.dhbr.net/articles/-/8064
リモートワーク中心に働いている方は身に覚えがあるだろう。これからは減らすことが重要なのかも知れない。
「相談してね」と言うだけじゃ誰も相談にこないもの
https://ameblo.jp/hr-staff-supporter/entry-12705821304.html
記事にあるような安心感や、あるいは1on1という定期的な時間を設けるなど、話がしやすい環境を作ることが大事である。
Noを伝える技術
https://speakerdeck.com/aki_i/nowochuan-eruji-shu-number-pmconf2021
Noと思ったらまずNotで考えるというのは良さそう(Not Now:今じゃない、Not That Way:その方法じゃない、Not This Product:このプロダクトじゃない)
なぜアマゾンは高い目標を設定するのか。イノベーションを生むマネジメントの秘訣
チームを強くするために重要なことは、しっかりとした目標の設定。
振り返りのしかた | アクティブ10 プロのプロセス
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005180418_00000
効果的なふりかえりの仕方が10分の動画で簡潔に分かる。非常に良い動画。チームのふりかえりの参考にもなる。
🍵編集後記
最近はちょこちょこ出張が増えてきました。ぼくの周りの方々も少しずつ対面での仕事やイベントが増えている様子。これから、完全にリモートだった世界から徐々に新しい形に移行していくのでしょうか。また試行錯誤をする日々が始まりそうですね。
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